2014年12月3日水曜日

ニセモノ注意!

本格的な観光シーズンを迎えたプーケット、一気に観光客が増えて島に活気が
満ちてきた。しかし、人が集まるところには悪い人たちも寄ってくるのが世の常。
さっそく先日はプーケットいちの歓楽街パトンで、ニセ僧侶の2人組が逮捕された。

タイ中部出身の2人(33歳、49歳)は、日中コンビニの前に立って道ゆく人たちに
現金の施しを乞うていた。姿こそ仏僧のシンボル、黄色い袈裟だったが、
邪気がにじみ出ていたのだろう、地元の警察中佐に見破られた。

パトン署で所持品の検査を受けると、4000バーツほどの現金、予備の袈裟、
コンドームなどが出てきたという。 僧侶の資格証明は持参しておらず、
地元の寺の高僧が確認のために呼ばれたところで自白に至った。

調べによると、この2人は今年8月にもホアヒンで捕まっていた。
さらに、うち1人には過去に麻薬乱用の逮捕歴もあったというからしょうもない。

警察中佐はペテンを見抜くコツとして、
「本物の僧侶は道端で現金のお布施など乞わない。資格証明も持参している」
と説明、
「こうしたニセ僧侶のせいで仏教のイメージが傷つくのは非常に遺憾。
不審な僧侶をみかけたら通報してほしい」と市民に協力を呼びかけている。

国内外の観光客であふれるこの時期、
プーケット島はちょっとした浮かれモードに突入する。
そこに付け入るように詐欺を働くやつらは、やはり今年も多いのだろうな。

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