2015年1月27日火曜日

きっと暑さのせい。

プーケット島は乾季の真っ只中である。夜は涼しく過ごしやすいが、日中の日差
しはなかなか厳しい。朝から犬の世話にゴミ出し、落ち葉を掃いて、そのまま外
でうっかり立ち話などしようものなら、すぐに頭がボーッとし、洗剤を入れずに
洗濯機をまわしたりする。まったく、南国は人を鈍くさせる。

最近の地元新聞で、外国人宅が3軒並んで泥棒に入られた記事を目にした。
犯行の時間帯は夜中で、それぞれ現金、カード、パソコン、パスポートなどを
盗まれた。驚くべきことは、いずれの家も玄関の鍵をかけていなかったこと。
「何年も住んでいるが鍵などかけたことない」と話している。被害者の皆さんは
初老のヨーロッパ人なのだが、母国でもそんなんだろうか?

いっぽう、犯罪者のほうも抜けてるやつがいる。地域で知られた自転車愛好家が、
コンビニ強盗をはたらき数時間で御用となった事件。犯人は自慢の自転車で
自宅最寄りのコンビニまで来ると、おもちゃの銃で店員を脅し1400バーツ(約5千円)
を奪って逃走。監視カメラの映像が公開されたが、顔丸出しのサイクリングパンツ
姿で「そりゃ速攻で身バレするわ」というレベルだった。

「ビールを買うカネが欲しかった」というのが、またもの悲しい。
犯行時に乗っていたピカピカの自転車は、もちろん警察に押収された。

普段からB級ニュースの多い島だが、最近はさらに増えた気がする。
私も、乾いた暑さでこれ以上頭がボンヤリしないよう気をつけなければと思う。